13日、京都競馬場で行われた
京都ジャンプS(JGIII、芝3170m)は、
小坂忠士騎手騎乗の1番人気
スプリングゲント(牡6、栗東・野村彰彦厩舎)が道中は2、3番手を追走、レース後半で先頭に立つと直線は後続を突き放し、8番人気
ファントムスズカに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分38秒2(不良)。さらに4馬身差の3着には6番人気
マウントフォンテンが入った。
勝った
スプリングゲントは、
父オペラハウス、母は
JRA・2勝の
スプリングマドンナ(
その父ニッポーテイオー)という血統。半弟に
JRA現4勝の
スプリングダボス(牡5、栗東・野村彰彦厩舎、
父ロドリゴデトリアーノ)がいる。02年12月にデビューし、3戦目で初勝利。03年
あやめ賞(500万下)に勝った後は苦戦が続いていたが、障害初出走となった3走前で快勝すると、前走のOPまで3連勝を飾っていた。通算成績37戦7勝(うち障害4戦4勝、重賞1勝)。
鞍上の
小坂忠士騎手は
カネトシガバナーで制した03年
阪神スプリングJ(JGII)以来の
JRA重賞制覇で通算2勝目。管理する野村彰彦調教師は、
アルーリングボイスで制した05年
ファンタジーS(GIII)以来の勝利で
JRA通算21勝目となった。