「第20回
かきつばた記念・Jpn3」(30日、名古屋)
ゴールデンウイークは
かきつばた記念(30日・名古屋)、
かしわ記念(5月2日・船橋)、兵庫CS(5月3日・園田)と3つの交流重賞が行われる。年間、4つあるハンデ戦の交流重賞。その1つが、
かきつばた記念だ。
ハンデ戦初年度となった昨年。52キロの地方馬
トウケイタイガーが勝ち、トップハンデ58キロを背負ったJRA馬
レーザーバレットは6着に沈んだ。今年、58キロのトップハンデを背負うのが
キングズガード。「地方の重い砂ではこたえる斤量だけど、58キロは想像していたから。過去にも背負っている」と寺島師。2着が2度ある58キロを不安視していない。26日朝は栗東CWで併せ馬を行い、「ケイコは動かないけど、省エネ。出来は安定していい」と仕上がりに胸を張る。
ベストは1400メートルだが、今年は1200メートルのJBCス
プリントが京都で行われるのがポイント。「出走させたいから、ここで賞金加算を。小回りの千二ではしんどいけど、広いコースならと思うから」と指揮官はうなずく。秋の最大目標につながる大事なレース。主戦の藤岡佑も「前回がうまく乗れなかったので、必ず賞金加算をという気持ち」と力を込める。トップハンデでも負けられない。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ