「
京都新聞杯・G2」(5日、京都)
残りわずかなダービーへの椅子を目指し
フランツは2日、
セネッティ(5歳1000万下)を相手に栗東坂路で4F53秒2-13秒1。一杯に追われて1馬身遅れたものの、最後までしぶとく食い下がった。「もともと攻め駆けしない馬ですから。ちょうどいいケイコができたと思いますよ」と音無師はうなずいた。
アルメリア賞を快勝後、思うように馬体が増えなかったが、ここへきて回復傾向。順調にケイコを消化し、持ち前の切れ味を磨いてきた。「折り合い面での心配はないので、距離は気にしていない。外回りの直線の長いコースも合うと思う」と前を向く。
賞金面からダービーへ望みをつなげるためには、ここでの賞金加算が最低条件だ。「最後のチャンスですからね」。指揮官は力を込めた。
提供:デイリースポーツ