「
日本ダービー・G1」(27日、東京)
平成最後のダービー馬となったのは、5番人気の
ワグネリアン。1番人気で7着に沈んだ
皐月賞から見事に巻き返し、同世代6955頭の頂点に立った。
生産者のノーザンファームは、15年
ドゥラメンテから4連勝で通算9回目のダービー制覇となった。同一クラシックレース4連覇は史上初の快挙。9頭出しで2着以外は掲示板を同ファームの生産馬が占めた。
吉田勝己代表は「4年連続、そして1、3、4、5着はすごいね。数を出すことが大事ですから」と目を細め、「いいレースでした。前に行っての勝利だし、外国馬が来ても勝てなかったんじゃないかな」とレース内容も評価した。
ワグネリアンの
母ミスアンコールの産駒はいずれも
父ディープインパクト。当歳と1歳が牝馬で、2歳牡馬は
カントルと名付けられ栗東の藤原英厩舎に入厩予定だ。
提供:デイリースポーツ