安田記念(GI・東京芝1600m)で一昨年の朝日杯FS以来のGI勝利を目指すサトノアレス(牡4・美浦・藤沢和雄)が、ウッドチップコースで最終追い切りを消化。追い切り後に藤沢調教師の共同記者会見が行われた。

(今朝の追い切りについて)
「この間使ったばかりなので、そんなに速いところではなかったのですけど、状態はこの間くらい良さそうです」

(前走の京王杯SC・GII・3着からここまでの調整過程は？)
「使った疲れや反動はなかったので、徐々に調整をしてきましたし、楽でしたね」

(非常に良い状態で？)
「はい、そう思っています」

(前走を振り返って)
「初めての1400mで少し忙しかったのですが、終いはしっかり伸びて来ていたので、良かったです。最後は抜けるかなと思ったのですが、強い馬が他にいましたので仕方なかったと思っています」

(このレースに勝つためのポイントは？)
「あまり器用な馬ではなく追い込む馬なので、上手に馬(の間)を捌ければ良いところに来れると思います」

(マークする馬やレースの構想は？)
「マークする馬はいないのですが、いつも終いには速い脚がありますので、上手に捌いて外に出すか内に行くかということだと思います」

(最後に意気込みを)
「前走はあまり慣れていない1400mだったのですが、3着と際どい競馬でした。今回は1600mですし、蛯名君も慣れたと思います。今回は頑張ってくれると思いますので、応援してください」

(取材・文：佐々木祥恵)