「
CBC賞・G3」(7月1日、中京)
ス
プリント路線に新たなるスター誕生か!?安土城Sで見せた
ダイメイフジの快勝劇は、そう思わせるだけのインパクトがあった。直線外から一緒に伸びた相手が
モズアスコット。これを最後まで抜かせず、危なげなくゴールラインを貫いた。その好敵手が、翌週の
安田記念を連闘で勝利してG1ウイナーへ。相対的に
ダイメイフジの評価が大いに高まった。
「2走前(京王杯SC17着)は手綱を引っ張ってしまって、走る気がなくなってしまっただけ。引っ張らなければしまいは伸びるんです。オーシャンS(3着)でもいい脚を使っていますしね」と、森田師はもともと重賞でもやれるという手応えを持っていたよう。「3歳時に比べると間隔をあけて使っているし、トモの緩さがなくなっている」と出来にも自信をのぞかせた。
暑さに弱いため、この後は夏休みに入るのが既定路線。それだけにここで重賞初制覇を飾り、賞金を加算しておきたいところ。「暑さのせいか、少し体重が減っているのでカイバを増やして戻している。夏は休ませて、ここを勝つようなら
スプリンターズS(9月30日・中山)直行も。中京は勝っているから問題ない。直線の長いコースはいいからね」と師。秋を見据え、ここは何としても決めたい一戦だ。
提供:デイリースポーツ