10日、東京競馬場で行われた
東京ハイジャンプ(JGII、芝3300m)は、
白浜雄造騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)
スプリングゲント(牡6、栗東・野村彰彦厩舎)が道中は3、4番手を追走、最終障害飛越後に先頭に立つと、2番人気
テレジェニックに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分40秒5(良)。さらに2馬身差の3着には3番人気
マイネルオーパーが入った。
勝った
スプリングゲントは、
父オペラハウス、母は
JRA・2勝の
スプリングマドンナ(
その父ニッポーテイオー)という血統。半弟に
JRA現4勝の
スプリングダボス(牡5、栗東・野村彰彦厩舎、
父ロドリゴデトリアーノ)がいる。02年12月にデビューし、3戦目で初勝利。03年
あやめ賞(500万下)に勝った後は苦戦が続いていたが、障害初出走となった4走前で快勝すると、前走の
京都JS(JGIII)まで4連勝を飾っていた。通算成績38戦8勝(うち障害5戦5勝、重賞2勝)。
鞍上の
白浜雄造騎手は
テイエムドラゴンで制した
阪神スプリングJ(JGII)に続き、
JRA重賞今季2勝目(通算13勝目)。管理する野村彰彦調教師も、
スプリングゲントで制した
京都JS(JGIII)に続き、
JRA重賞今季2勝目(通算22勝目)となった。