12日にドイツのホッペガルテン競馬場で行われたベルリン大賞(G1・芝2400m・7頭)は、最後方から進めたP.コスグレイヴ騎手騎乗のベストソリューション(牡4、英・S.ビンスルール厩舎)が、直線で内から脚を伸ばし最後はゴール前の接戦から抜け出し優勝した。勝ちタイムは良馬場で2:29.35。
2着はクビ差でサウンドチェック(牡5、独・P.シールゲン厩舎)、3着は1/2馬身差で
ロイヤルユームザイン(牡3、独・A.
ヴェーラー厩舎)が入った。
ロイヤルユームザインと並んで人気のチンギス
シークレット(牡5、独・M.
クルーク厩舎)は4着となった。
ベストソリューションは父
Kodiac、
母Al Andalyya、
その父Kingmamboという血統。オーナーはゴドルフィン。これまで2度のG1での2着や重賞の勝利はあったもののG1タイトルはなかった。今回、前走の
プリンセスオブウェールズS(GII・芝2400m)からの連勝でついに待望のG1勝利を手にした。