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【海外競馬】ディープ産駒サクソンウォリアー 愛チャンピオンSへの出否は近日決定

  • 2018年08月28日(火) 18時45分
 22日にイギリスのヨーク競馬場で行われた、欧州中距離路線の重要レースである英インターナショナルS(G1・芝2050m・8頭)で4着となった日本産ディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)。

 次走について、予定通り9月15日にレパーズタウン競馬場で行われる愛チャンピオンS(G1・芝2000m)に出走するかどうか、オブライエン師は「10日以内」に決定するとしている。また、師はサクソンウォリアーが7月7日にイギリスのサンダウン競馬場で行われたエクリプスS(G1・芝2000m)の後にウイルス性疾患で体調を崩していたことも明かした。

 そのこともあったのか、中距離路線で世代の筆頭格へと成長したロアリングライオン(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)との差はエクリプスSでのクビ差(2着)から、英インターナショナルSで5馬身と広がった。ロアリングライオンも愛チャンピオンSへ出走する見通しで、サクソンウォリアーも参戦となれば4戦連続・6度目の対戦となり、3戦連続で先着を許しているライバルへの雪辱の機会となる。ブックメーカー各社はロアリングライオンを1番人気、サクソンウォリアーを2番人気としている。

 サクソンウォリアーは父ディープインパクト、母は欧州2歳牝馬チャンピオンのメイビー、その父Galileoという血統。デビューから4連勝で今年の英2000ギニー(G1・芝1600m)を優勝した後は、中長距離路線で勝ち切れない競馬が続いている。陣営は愛チャンピオンS後には、10月20日にイギリスのアスコット競馬場で行われるクイーンエリザベスII世C(G1・芝1600m)など、G1タイトルのあるマイル路線も視野に入れている。

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