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【小倉2歳S】栗東レポート ファンタジスト

ラジオNIKKEI
  • 2018年08月29日(水) 11時00分
9月2日(日)に小倉競馬場で行われる第38回小倉2歳ステークス(GIII)に登録しているファンタジスト(牡2、栗東・梅田智之厩舎)について、追い切り後の梅田智之調教師のコメントは以下の通り。

(前走の新馬1着を振り返って)
「新馬の時は、精神的にかなり余裕を持たせてどんなものかなという感じでした。ゲートは遅いかなと思いましたが、こちらが想像していた以上にスタートが良く、道中の行きっぷりも良く、期待以上の走りをしてくれました」

(前走後の調整について)
「一旦放牧に出すという手もありましたが、2歳ですし、間隔が微妙だったので、そのまま手元に置いて調整してきました。デビューした時もそんなにダメージがなかったので、すぐ乗り出しました。小倉2歳ステークスから逆算して時計を出していきました。

 普段から無駄な動きをしないというか、どちらかと言えばとぼけたようなところがあるので、夏が暑いからバテているという感じはないですね」

(調教過程を振り返って)
「1週前はもともとビシッとやるつもりでした。単走でうちの助手が乗って、どんなものかなと見ていました。想像以上に動けて、1週前としては出来は良かったです。

 輸送がありますし、先週やっているので、終いだけ少し反応を確かめる程度でした。動きに関しては、いつもこちらが考えている以上の動きをしてくれました」

(今回のレースに向けて)
「気性的にもう少し(距離が)あった方が良いかなとは思います。そう思って新馬でも割合スピードに乗ってくれていました。今回は勝ち上がっている馬ばかりなので、最初からもう一つギアを上げていかなければいけないと思います。センスが良い馬なので、何とか小倉の小回りでもついていけるかなと思います。右回りに関してはそんなに気にしていません。

 (新馬では)直線でもフワフワするところがあったので、今回はその辺を踏まえて、馬がステッキに過剰に反応しないように中間はステッキを入れました。そういうところでもだいぶ学習させていますので、次はもう少ししっかりとフワフワせずに走れると思います。

 (武豊騎手は)一回乗ってくれて、『中間はどうします? 乗りますか?』という話をしました。『乗らなくていいでしょう』ということでした。今も追い切りが終わって、武騎手に話をしているので、本人は一回乗っただけで分かっていると思います。

 (性格は)どちらかと言うと、いつもボーッとしていて大人しい馬で、あまり手の掛からない馬です。普段は攻め馬から進んで行くような感じではないのですが、いざハミをかけて追い切るとスイッチが入ります。オンとオフの切り替えが自分でよく分かっている、賢い馬だと思います。

 まだ一戦しかしていませんが、兄弟も走っていますし、素質はかなりあると思っていますので、応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

ラジオNIKKEI

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