今週から中山と阪神での開催が始まり、いよいよ秋競馬が開幕。阪神競馬場は芝もダートもいろんな距離が設定できるので、この開催まで待ってじっくりと調整してきた馬もたくさんいて、楽しみな開催になりそう。
【9月8日(土) 阪神芝1600m】
◆ノイーヴァ(牝、父Temple City、母Malibu Pier、栗東・安田翔伍厩舎)
日本で活躍した父産駒には芝1600mと芝1800mでそれぞれ1勝ずつ挙げたネオヴェルザンディがいる。本馬は6月28日のゲート試験に合格した後、一旦放牧へ出されて、栗東へ再入厩している。
追い切りを開始した当初は「坂路では集中して走れるけど、CWでは少し気を抜くところがありますね」と話していた安田翔伍調教師。しかし、8月30日のCWでの追い切りはレースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、古馬1000万下のダノンシーザーを追走して先着。6F82.5秒と全体時計も速く、デビュー前の追い切りとしては水準以上の内容で動けている。
【9月9日(日) 阪神芝1400m(牝)】
◆イベリス(牝、父ロードカナロア、母セレブラール、栗東・角田晃一厩舎)
半姉はファンタジーSなど重賞5勝を挙げたベルカント(父サクラバクシンオー)だが、...