9月30日に行われるスプリンターズS（3歳上・GI・芝1200m）から、2018年下半期のGI戦線がいよいよスタートする。人気の中心は、今年の高松宮記念でGIホースの仲間入りを果たし、春秋スプリントGI制覇が懸かるファインニードルだろうか。4月の香港・チェアマンズスプリントプライズ（4着）以来の国内復帰戦だったセントウルSでは、力の違いを見せつけるように他馬をねじ伏せた。昨年のこのレースは12着に敗れているが、充実ぶりが目立つ今なら、13年ロードカナロア以来史上5頭目の偉業達成も視界に入ってくる。

　記者が穴馬として注目しているのはキャンベルジュニア。安田記念（11着）以来約3カ月ぶりのキーンランドCは4着まで。それでも、内々を回った馬たちが上位を占めたなか、初の1200mでも離されずに外から追走し、最後まで踏ん張ったのは評価できる。6歳秋を迎えたが、もともとが南半球産の遅生まれだけに衰えを心配する必要はまだないだろう。父Encosta de Lagoの産駒には10年スプリンターズS覇者ウルトラファンタジーや香港スプリント2勝のセイクリッドキングダムもいる。再度の1200m戦投入で、激走に期待してみたい。発走は9月30日（日）15時40分。

　現時点での出走馬は以下のとおり。（フルゲート16頭）

アレスバローズ
キャンベルジュニア
スノードラゴン
セイウンコウセイ
ダイメイプリンセス
ティーハーフ
ナックビーナス
ヒルノデイバロー
ファインニードル
ムーンクエイク
ラインスピリット
ラッキーバブルズ
ラブカンプー
レッツゴードンキ
レッドファルクス
ワンスインナムーン

※各馬とも出走予定の段階で、変更の可能性がございます。

（文・取材＝報知新聞社・川上大志）

　なお、ウマい馬券ではプロ予想が無料でみられるキャンペーンを実施中です！↓よりポイントを受け取って今週の神戸新聞杯、オールカマーの予想をお楽しみください。