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【スプリンターズS】ファインニードル 春秋連覇 史上初!スプリント重賞年間4勝

  • 2018年10月01日(月) 06時00分
 「スプリンターズS・G1」(30日、中山)

 王座は譲らない。ファインニードルが春秋スプリントG1制覇を達成。春に続く接戦を制し、1番人気に応えた。2着は11番人気の伏兵ラブカンプー。3着には前日にJRA4000勝を達成した武豊騎乗のラインスピリットが入り、3連単は20万円超の波乱決着となった。

 王者の底力を見せつけた。雨中の電撃戦を制したのはファインニードル。ゴール寸前で差し切って、史上5頭目となる同一年春秋スプリントG1制覇を達成した。

 稍重とはいえ、雨でぬかるんだ馬場状態。「4コーナーの手応えもいい雰囲気じゃなかった」。レース後に川田が振り返ったように、楽な道中ではなかった。それでも、直線入り口から急加速すると、鞍上のゴーサインに鋭く反応。馬場の外めから強襲する。「あとは信じるだけだった。“何とか届いてくれ”と思いながらゴールまでともに頑張りました」。前を首差だけとらえたところがゴールだった。

 海外では契約を結んだトップジョッキーだけが“ゴドルフィンブルー”の勝負服に袖を通す。「ジョッキーの夢であり、誇り」。春のスプリント王に輝いたあと、川田はこう口にした。英国遠征した今年の夏にはファインニードルの主戦としてモハメド殿下に紹介され、「グッドラック」と声を掛けられたという。「感慨深い。ゴドルフィンの所有馬でG1を勝つことができて非常に光栄に思います」と胸を張った。

 ホッとした表情を見せたのは高橋忠師。「危なかったなぁ。一番人気を背負っていたのでヒヤヒヤものだった」。2着馬を管理する森田師と並んで観戦したとあって、「隣同士で足の踏み合いだった」と笑みを浮かべた。

 12着だった昨年のリベンジに成功。今年は国内で全勝と無双の強さを誇る。スプリント重賞の年間4勝は、84年のグレード制導入後では初の快挙だ。「あの舞台に立ちたかった」と、あこがれていたJRA賞最優秀短距離馬の座も確定的となった。トレーナーは「今年1年でここまで力をつけた。どこまで強くなるのか分からないけど、まだ成長できるのでは」とさらなる伸びしろを期待する。

 「馬の状況をしっかりと見極めながら、オーナーと考えたい」。最強スプリンターまで登り詰めた今、国内に敵はいない。春に4着に敗れた香港G1への再挑戦に期待がかかる。

提供:デイリースポーツ

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