10月8日(月・祝)に京都競馬場の芝2400mで行われる
京都大賞典。その最終追い切りを今朝4日に行った
サトノダイヤモンド(栗東・
池江泰寿厩舎)は、朝一番のCWコースに
川田将雅騎手が跨って入場している。
クライムメジャー、
ソーグリッタリングの2頭を前に見ながら、最後方から追走。6F標識地点では先頭と2秒近い差があったものの、3コーナーで前がラップを遅くしたこともあって、そこで馬群がギュッと詰まる。ここで折り合いを欠くような仕草を見せるか気になったが、そんなところは全くない。
推進力のあるしっかりした走りでコーナーを抜けていき、最後の直線は最内から前へ並びかけていく。前が少し待ってくれるような状態だったので、ラスト1F標識手前では追いつき、追い比べるになると、しっかりと抜けてくる。
相手2頭も手応えに余裕があったので、突き放すということはできなかったが、この馬としてはきっちり伸びている。時計は6F84.9〜5F68.0〜4F53.0〜3F38.7〜1F11.5秒と全体は遅いものの、終いは速い時計が出ているし、あとはレースでどんなパフォーマンスを見せてくれるか。
(取材・文:井内利彰)