「
菊花賞・G1」(21日、京都)
最後の1冠に懸ける。古馬を相手に
新潟記念を快勝した
ブラストワンピースが4日、美浦Wで
菊花賞の2週前追い切りを行った。先月27日に美浦へ帰厩後、初時計となったが、5F68秒7-38秒4-13秒1と、馬なりながら切れのある走りで状態の良さをアピールした。大竹師は「牧場でも緩めずにやってきたし、きょうはちょうどいい時計で追えた」と満足げだ。
前走は大外一気の競馬でV。「向正面でステッキが入っていたし、久々という感じの競馬だった。エンジンがかかったのは直線だけだからね」と師は振り返る。強い内容だったが、これが全力ではない。初となる3000メートルにも「問題ないでしょう」と自信をのぞかせる。ダービーはスムーズさを欠いて5着に敗れた。その雪辱を淀の舞台で果たす。
提供:デイリースポーツ