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【京都大賞典】サトノダイヤモンド再輝星 凱旋門賞からちょうど1年…待ってた復活

デイリースポーツ
  • 2018年10月09日(火) 07時00分
 「京都大賞典・G2」(8日、京都)

 待望の復活星だ。2番人気のサトノダイヤモンドが、新コンビの川田を背に直線豪快に抜け出し、重賞6勝目を挙げた。凱旋門賞15着からちょうど1年。昨年春の天皇賞から続いていた連敗を「6」で止めた。今後はジャパンC(11月25日・東京)、有馬記念(12月23日・中山)のローテでG1戦線を盛り上げる。2着は4番人気レッドジェノヴァ、3着は3番人気アルバートで、1番人気のシュヴァルグランは4着に敗れた。

 ファン、陣営、みんながこの時を待っていた。サトノダイヤモンドが昨年の阪神大賞典以来、約1年半ぶりの勝利。新コンビの川田は「中間はずっと一緒に日々を過ごし、それが実って良かった」とうなずき、「何よりこれだけの馬が復活し、競馬界も盛り上がっていくと思います。無事にひとつ勝ててホッとしています」と胸をなで下ろした。

 力を信じて攻めた。道中は1番人気のシュヴァルグランの1列後ろで中団待機。3角過ぎの坂の下りで進出を開始した。残り1F手前で早くも先頭へ。「直線は手応えも良かった。少し早めに動く形になりましたが、強気に押し切ってやろうという思いでした」。何度もステッキを抜き、懸命に手綱を押すと、後続の追い上げを半馬身差抑えてゴールに飛び込んだ。

 見届けた池江師は「ヒヤヒヤしました。抜けてからも後続が迫ってきたし、ずっとハラハラしていました」と明かす。長い低迷期を脱するべく、追い切り日以外も川田が調教をつけ、左トモの踏ん張りが利かない点を修正するように進言。「その効果もあったのかな」と感謝を口にした。

 「どん底より良くなっていますが、ピークに達していない。まだ良くなる余地を残している。ジャパンC、有馬記念でさらに良くなるように仕上げたい」と師は大舞台を見据える。鞍上も「この馬にふさわしい輝きが出せるよう、厩舎の方と時間を過ごしていきたい」と気を引き締め直した。復活ののろしを上げたグランプリホースが、G1戦線でさらにまばゆい光を放つ。

提供:デイリースポーツ

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