「
秋華賞・G1」(14日、京都)
2冠女王
アーモンドアイが、ついに決戦の地へ降り立った。同世代の牡馬をも圧倒した
シンザン記念以来、約9カ月ぶりの淀。物見もせず、耳も絞らず。勝手知ったる自厩舎周りを歩くかのように、堂々たるたたずまいだ。根岸助手は「多少渋滞があって20〜30分くらい遅れましたが、問題はなかったですね。終始落ち着いていつも通り」と輸送を振り返る。
圧倒的1番人気で迎える牝馬三冠最終戦。「緊張はしますよ。いつでも。
オークスでは途中からイレ込みだしたし。結果的に
ロケットスタートを切って勝ちましたから、良かったのかもしれませんが…」。
イレギュラーはどこに隠れているのか分からない。だから考えられる限り、気を払ってきた。史上5頭目の偉業達成へ、陣営にとって緊張の時間はゴールまで続く。
提供:デイリースポーツ