今週東京でデビューする注目馬5頭について、関係者のコメント。
【10月20日(土)】
■東京4R 芝1600m
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グーガルラヴィ(牡2・美浦・
手塚貴久 父Declaration of War
母Maltese Googol 母
父Speightstown)
手塚調教師
「体付きや血統からダートも向きそうですが、2歳のこの時期なら芝でも問題ないでしょう。追い切りを重ねるごとに良くなってきましたし、動きも水準以上で順調です。追って味がありそうなので、初戦から楽しみにしています」
■東京5R 芝2000m
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サトノジェネシス(牡2・美浦・
堀宣行 父ディープインパクト 母マルペンサ 母父Drpen 全兄が16年の
菊花賞、
有馬記念優勝の
サトノダイヤモンド)
森調教助手
「ゲート合格後に放牧して、再入厩になります。まだ体質の弱さがあったり、少しテンションの高さがあったりと課題がまだありますので、本当に良くなるのはまだ先なのかなというところはあるのですけど、中間はしっかりと調整は進んで、先週はジョッキー(モレイラ)に乗ってもらって古馬と併せてしっかり追い切りができましたし、今週の追い切りの動きを見ても出走態勢は整ったと思います。馬は均整の取れた好馬体で素質のある馬なので、好勝負を期待しています」
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ランフォザローゼス(牡2・美浦・
藤沢和雄 父キングカメハメハ 母ラストグルーヴ 母
父ディープインパクト 祖母は96年
オークス、97年秋の天皇賞優勝の名牝
エアグルーヴ)
津曲調教助手のコメント
「入厩当初はまだ少し弱いところがあって、ピッチが上がるのに時間がかかりました。ただ順調に時計を出すようになってからは、馬の動きや
シルエットが変わってきて、力強さも出てきました。血統的にも期待しています」
【10月21日(日)】
■東京4R 芝1400m
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フジノタカネ(牡2・美浦・
手塚貴久 父ハーツクライ 母クルージンミジー 母
父Mizzen Mast)
手塚調教師
「乗り込むごとに動きは良くなってきています。今週の追い切りは、併せたのが
ヤングマンパワー(OP)なので遅れても仕方ありません。少し太めの体に見えるかもしれないですが、仕上がりは問題ありません。調教通りに走れれば、実践でもやれると思います」
■東京5R ダ1600m
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コスモロビンソン(牡2・美浦・
水野貴広 父
Take Charge Indy 母Lesson Plan 母
父Forestry)
水野調教師
「走りを見ても血統的にもダートは向いていると思います。水準の能力はありそうですし、追い切りでも良い動きを見せていて、力を発揮できる態勢は整ったと思います。メンバー次第でチャンスはあるでしょう」
(取材・文:佐々木祥恵)