2日、福島競馬場で行われた
ラジオNIKKEI賞(3歳、GIII・芝1800m)は、
津村明秀騎手騎乗の5番人気
タマモサポート(牡3、栗東・
藤岡健一厩舎)が道中先団追走から直線入口で先頭に立つと、外から追い込んだ2番人気
ソングオブウインドに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒5(重)。さらにハナ差の3着には12番人気
ステラマドレードが入り、1番人気に支持された
トウショウシロッコは4着に敗れた。
勝った
タマモサポートは、
父タマモクロス、
母アンサーミー(
その父ジョリーズヘイロー)という血統。05年11月のデビュー戦を制し、続く
エリカ賞(2歳500万下)でも
サクラメガワンダーの2着と好走。今年に入り、5戦目の
つばき賞(3歳500万下)で2勝目を挙げたものの、続く
スプリングS(GII)は4着、前走の
青葉賞(GII)は7着に敗れていた。通算成績8戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の
津村明秀騎手は、04年のデビュー以来初となる
JRA重賞制覇を達成。管理する
藤岡健一調教師は
アズマサンダースで制した05年
京都牝馬S(GIII)以来の
JRA重賞勝利で通算3勝目となった。