2017年の
中京記念優勝馬
ウインガニオン(牡6、栗東・
西園正都厩舎)は、26日付で競走馬登録を抹消する。25日、
JRAが発表した。同馬は20日に東京競馬場で行われた
富士S(GIII・芝1600m)に出走、レース後に右前脚の球節に剥離骨折が判明し現役引退が決定していた。
ウインガニオンは
父ステイゴールド、
母チャンネルワン、
その父ポリッシュネイビーという血統で、ダート重賞で活躍した
シルクメビウスの全弟。2012年4月8日生まれ。2014年10月に2歳でデビューし、初勝利を挙げたのは翌年6月の3歳未勝利戦(阪神芝1600m)だった。通算成績は31戦8勝で、2017年の
中京記念(GIII・中京芝1600m)を勝利したほか、同年の
谷川岳S(OP・新潟芝1600m)、パラダイスS(OP・東京芝1400m)とオープン特別を2勝。総獲得賞金は1億6501万円。
今後は馬事公苑で乗馬となる予定。