11月4日に京都競馬場で行われる
JBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ1900m)の参考レース解説。
ケイティブレイブ、
サウンドトゥルー、
テイエムジンソク、
カツゲキキトキト、
オールブラッシュ、
アポロケンタッキーが出走した
帝王賞をプレイ
バックする。
■現ダート王と
ケイティブレイブの一騎打ち
連覇を狙った
ケイティブレイブは、
ダイオライト記念の勝利から3か月半の放牧明け。道中3番手から、勝負どころで2番手に上がり抜け出しを図ろうとした。しかし、直後にいた
ゴールドドリームと馬体を併せる形となり、最後はわずかに競り負けて2着。
3着の
サウンドトゥルーは
フェブラリーS(8着)以来だが、これは前年(17年)と同じ臨戦過程。後方に待機し、勝負どころで外から位置を上げて直線でスパート。1・2着馬よりも1秒速い、メンバー唯一の37秒台の上がりを使ったが、2着に1馬身半差の3着が精一杯だった。
テイエムジンソクは
平安S(6着)から中5週で、初めての大井コース。ハナに立つと、道中は後続に2〜3馬身差をつけた。4コーナーで後続に迫られても、直線で1・2着馬に並びかけられても、簡単には前を譲らなかった。最後は一杯になったが6着に残った。
カツゲキキトキトはダート
グレード競走を除き、地元・名古屋のレースでは3戦3勝。
帝王賞にも名古屋の特別戦を完勝して臨んだ。中団追走から直線は内に入り、
テイエムジンソクとはクビ差の7着となった。
9着の
オールブラッシュは5月の
かしわ記念(2着)からの転戦。押して2番手につけたが、ハイペースの展開のなかで逃げる
テイエムジンソクには引き離されてしまう。3〜4コーナーで1・2着馬に交わされると力尽きた。
昨年はドバイワールドC(9着)以来、3か月ぶりの国内復帰戦で5着だった
アポロケンタッキー。今年は
ダイオライト記念(2着)から3か月半ぶりの出走。スタートがいまひとつのうえ、ダッシュも効かず後方からの競馬。終始、気合いを入れられていたが反応せず、まったくいいところなく11着に終わった。
【
JBCクラシック出走予定馬】
2着
ケイティブレイブ3着
サウンドトゥルー6着
テイエムジンソク7着
カツゲキキトキト9着
オールブラッシュ11着
アポロケンタッキー