2年連続の出走となるイギリスの
マルメロ(牡5、英・H.モリソン厩舎)。昨年は
コーフィールドCを挟んでの臨戦だったが、今年は8月に行われたフランスのケルゴレル賞(仏G2)から直行する予定だ。
H.モリソン調教師は同馬について、「現地にも馴染んで順調です。状態は調教にずっと乗ってくれている騎手が満足しているので、私も満足しています。欧州での成績も昨年より上がっていますし、去年の経験でさらに成長していると思います。ここに戻って来られて、うれしいですね。24頭立てのハンデ戦に自信を持って挑むことは難しいですが、枠順の影響は大きいので、まずは土曜日の抽選が大事になると思います」
昨年は、
コーフィールドC(豪G1)で馬群に包まれる不利を受けながら6着に追い込んだことが評価され、
メルボルンCでは1番人気タイも9着。今年はレースを挟まず、直行することが吉と出るか凶と出るか。
(取材・文:大薮喬介)