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【エ女王杯】フロンテアクイーン勝利への道切り開く 国枝師牝馬限定G1完全制覇へ

  • 2018年11月07日(水) 06時00分
 「エリザベス女王杯・G1」(11日、京都)

 惜敗続きからの脱出を目指すのはG1・2着4回のリスグラシューだけではない。悔しい思いを重ねているのはフロンテアクイーンも同じだ。これまで重賞2着が5回。昨年9月の準オープンから前走の府中牝馬Sまで7戦連続複勝圏(2着5回、3着2回)と、安定感は抜群だが、1着だけが遠い。管理するのは史上初となる牝馬限定G1完全制覇に王手をかける国枝師。大一番で善戦ウーマン脱却を狙う。

 大一番で念願の“1等賞”を狙う。全成績(2・9・3・8)。わずか2勝のフロンテアクイーンだが、それに見合うだけの地力があるはずだ。これまで5回にわたる重賞2着の本賞金でオープン馬に。うち3回は勝ち馬と1馬身未満の小差だった。

 佐藤助手が彼女の悔しさを代弁する。「どうも勝ち切れないけど、ビュッと切れる脚があるからね。2着っていっても、たまたま来ているわけじゃない。昨年のターコイズS(勝ち馬ミスパンテールとタイム差なしの首差)だって、勝ちに等しい内容だった。実績的にはこのメンバーでも、そんなに差はないよ」

 前向きな材料はたくさんある。まずは何より状態がいい。府中牝馬Sを使っての休み明け2走目。順当に大きな上積みが期待でき、先月31日の1週前には、美浦坂路で4F50秒6-12秒8。その日の坂路一番時計をたたき出した。「体にもうひと絞りあってもというところだけど、先週は素晴らしい時計を出したからね。輸送もあるから」と今週末にきっちりピークを持ってこられるように、仕上げ人はそろばんをはじく。

 第2に近況の成長が著しい。若駒のころは気性の激しさが目についたが、もう5歳馬。落ち着きを保てるようになった。蛯名は「落ち着きが出ているからね。距離は微妙だが、秋華賞(16年14着)の時より力をつけているし、うまく立ち回れれば大丈夫じゃないかな」と自信を見せる。初のオープン勝ちをG1で飾る。そんなドラマチックな結末は夢物語ではない。

提供:デイリースポーツ

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