モズカッチャンは
札幌記念3着のあと、
府中牝馬Sへ向かう予定でしたが熱発のために出走を見送っています。これを不安視する声もありますが、陣営は意に介していません。
「熱発といっても軽かったですし、問題ないです。
エリザベス女王杯へ向けての影響もなくしっかりと追われていますよ。もともと
札幌記念のあとに直行するプランもありましたしね」と古川助手は不安説を一掃していました。
この中間の調整の様子をみても、順調さが伺えます。最終追い切りでは鞍上の仕掛けにすぐに反応し、併せ馬の相手をあっという間に引き離しました。
「相手が2歳馬だったこともありますが、動き、状態ともに文句のない追い切りができたと思います」と鮫島師も自信のある様子でした。
昨年は3歳馬ながらこのレースを制しているだけに、今年は連覇がかかっていますね。担当の古川助手も「今年一番の状態です!」と胸を張っていました。
そして、当の
モズカッチャンも昨年と変わらず可愛らしく元気ハツラツな様子でしたよ!昨年の
エリザベス女王杯では逃げていた
クロコスミアを果敢にとらえていく姿が印象的でした。
「あのとき、カッチャンは根性があるな、と思いました」(古川助手)
今年もその根性、きっと見せてくれると思います!
(取材・文:花岡貴子)