岩手競馬は、5日に禁止薬物陽性馬が発生した
高橋純厩舎の全頭検査の結果を12日に発表した。
すでに陽性が確認された
ヒナクイックワンのほか、新たに
ワンサイドストーリにも陽性反応が確認された。ただし、出走直後に検体を採取したものではないため、禁止薬物陽性馬には該当しない。
【
高橋純厩舎 全頭検査の結果】
[検査頭数]
10頭
[確認された内容]
(1)
ヒナクイックワン(牡3)
10月28日の競走後の検査により陽性が確定していたものであるが、今回の全頭検査においても陽性が確認された。すでに、禁止薬物陽性馬としての競馬関連法令に基づく手続き(事後失格、出走停止処分、賞金返還等)を進めるとともに、競馬法違反の疑いで盛岡東警察署に捜査を依頼した。
(2)
ワンサイドストーリ(セ6)
今回の全頭検査により、ボルデノンの陽性反応が確認された。なお、出走直後に検体を採取したものではないため、禁止薬物陽性馬には該当しないものである。
※出走馬の禁止薬物検査の実施
出走馬のうち1着馬および2着馬(11頭以上の出走の場合は任意に1頭追加)から検体を採取し、競走馬理化学研究所で禁止薬物の有無を検査し、陽性反応が出た場合に、禁止薬物陽性馬の発生となるもの。
(岩手県競馬組合のリリースより)