凱旋門賞(G1・芝2400m)史上7頭目の連覇を達成し、米国のブ
リーダーズCターフ(G1・芝2400m)も制したエネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)が、来年も現役を続行することが発表された。同馬は、ヨーロッパにおける年度代表表彰であるカルティエ賞において、昨年の
年度代表馬に続き今年は最優秀古馬に輝いている。
エネイブルは父
Nathaniel、
母Concentric、
その父Sadler's Wellsという血統。今年は膝の不安で春を全休したが、復帰戦の
セプテンバーS(G3・AW2400m)を完勝、
凱旋門賞では異なる競馬場(
シャンティイ、パリロンシャン)での連覇を達成、初の米国遠征でブ
リーダーズCターフも制し3戦3勝だった。通算成績は11戦10勝となった。来年は
凱旋門賞3連覇を大目標にする。