25日に東京競馬場で行われる
ジャパンカップ(GI・芝2400m)には2頭の外国馬が参戦予定。外国馬の優勝は05年の
アルカセット、馬券圏内は06年3着のウィジャボードを最後に途絶えており、以後は09年4着の
コンデュイットが最高着順となっている。一桁人気となった外国馬自体がそう多くはないが、11年には1番人気の
凱旋門賞馬・
デインドリームが6着に破れた。過去10年で出走した42頭の外国馬のうち人気以上の着順となったのは18頭。今年のカプリ・サンダリングブルーにとっては苦しいデータとなっている。
一方の日本馬は、関西馬が9勝・2着9回・3着8回と、大きく関東馬を引き離している(関西馬92頭、関東馬37頭)。関東馬の4回の馬券圏内のうち、17年2着の
レイデオロは2番人気だったが、ほかは14年6番人気3着の
スピルバーグ、11年14番人気3着の
ジャガーメイル、08年9番人気1着の
スクリーンヒーローとなっており、関東馬の人気以上の激走によって、高配当となるケースも多く見られる。複勝回収率も関東馬が関西馬を上回っている。今年の関東馬は、3冠牝馬
アーモンドアイが最上位人気として出走するほか、
宝塚記念以来となるGI馬
サトノクラウン、
札幌記念からの巻き返しを期す
ミッキースワローが出走する。