浦和競馬場で11月23日に行われる
浦和記念・交流GII(ダ2000m)は
JRA4頭、南関東6頭、他地区1頭で争われる。
人気を集めそうなのは、
JRAの
アポロケンタッキー(牡6、栗東・山内研)。前走の
JBCクラシックは、574キロと16キロ増での出走で13着と大敗。行きっぷり、粘りともにいつもの走りではなかった。今回、どのぐらい絞って出走してくるかがカギだが、
東京大賞典・交流GIなど重賞3勝の実力派だけに、立て直してくれば軽視はできない。
グリム(牡3、栗東・野中賢)は、8月の
レパードS(GIII)で重賞初制覇を果たすと、初の地方参戦となった
白山大賞典・交流GIIIもV。どちらも、鮮やかな逃げ切りで、自分のペースでハナを切ると怖いタイプ。前走で小回りに対応可能なことも証明されており、初の浦和参戦も、どんな走りをするか注目だ。
これら強豪を迎え撃つ地方勢の代表格は、
ヤマノファイト(牡3、船橋・矢野義)だ。
京浜盃(SII)、
羽田盃(SI)と連勝し、今年の南関クラシック戦線に旋風を起こした素質馬だ。約5カ月ぶりの実戦だった前走の
埼玉新聞杯栄冠賞(SIII)は小差2着。その後は、ダービー
グランプリを目標に調整されていたが、岩手の開催中止で出走できず、ここへの参戦に切り替えた。陣営は「おかげで、乗り込む時間ができた」と、スケジュールの変更に関しては心配していない。3歳馬で斤量54キロの軽量で出走できるのは魅力。中央馬を相手に、どんな走りをするか。
そのほか、
シュテルングランツ(牡7、浦和・
小久保智)も怖い存在。前走の
JBCクラシックは、京都への長距離輸送で「これほど、影響があるのかと…。カイバ食いも、当日の雰囲気も、いつもと全然違っていた」とトレーナー。今回は地元浦和での開催で、輸送時間は大幅に緩和される。巻き返しが期待できそうだ。
(取材・文=スポーツ報知・志賀浩子)
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