過去10年で最多となる6回の馬券絡みは
ディープインパクトで、
キングカメハメハ、
ジャングルポケットが4回、
ハーツクライが3回で続く。複数の産駒での馬券絡みがあるのは、前記4頭に加えて
ネオユニヴァース。
ディープインパクト産駒は近2年こそ馬券になっていないものの、19頭出走して複勝率31.6%、回収率は単複とも90%を超えている。まずまずの好相性といえるだろう。7番人気で2着した
デニムアンドルビーや
ラストインパクトなど、人気薄での一発も見込める。今年は
サトノダイヤモンドが出走するほか、父の父として
ミッキースワローが、母の父としては
キセキが出走する。
キングカメハメハ産駒は、
ローズキングダム、
ルーラーシップ、
ラブリーデイ、
レイデオロと異なる4頭で馬券圏内に好走しているが、いずれも4番人気以内で、馬券妙味という点では今一つ。今年は直仔の出走はなく、父の父としては
アーモンドアイ、
キセキが出走する。
注目したいのは、
オウケンブルースリ、
トーセンジョーダン、
ジャガーメイルと3頭で4回の馬券絡みを果たしている
ジャングルポケット産駒。その4回は古い順に、2番人気2着、6番人気2着、14番人気3着、11番人気3着で、人気薄での激走が目立っている。今年は
ノーブルマーズが出走。また、
ミッキースワローは母の父が
ジャングルポケットでもある。
また、3度の馬券絡みの
ハーツクライも含めて、
トニービンの血が強いと捉えるならば、
ハーツクライ産駒の
シュヴァルグラン、
スワーヴリチャードはもちろん、
ウインテンダネス、
キセキにも注意を払いたい。