25日に東京競馬場で行われる
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の参考レース解説。
サトノダイヤモンド・
シュヴァルグラン・
ウインテンダネスが出走した
京都大賞典をプレイ
バックする。
■
サトノダイヤモンドが復活V
大外枠からスタートした
ウインテンダネスが先手を取ると、後続を引き離しにかかる。4番手に
レッドジェノヴァ、その直後に1番人気の
シュヴァルグラン、
スマートレイアーと
サトノダイヤモンドもその後ろに続く。坂の下りから各馬が進出を開始し、
ウインテンダネスに迫る。直線を向き、馬場の中ほどを伸びた
サトノダイヤモンドが抜け出して1着。それを追った2着争いは
レッドジェノヴァが制した。勝ちタイムは2:25.4(良)。
勝った
サトノダイヤモンドは
宝塚記念(6着)後、3か月半の休養明け。中団で脚をため、3コーナー過ぎから早めにポジションを上げる。直線で抜け出すとゴール手前で
レッドジェノヴァに迫られるが、何とか押し切った。昨年の
阪神大賞典以来、約1年半ぶりの勝利。
4着
シュヴァルグランは
天皇賞・春(2着)以来、5か月ぶりの実戦。道中は中団前方を進み、早めに上がっていく。ただ、直線は同じタイミングで上がってきた
サトノダイヤモンドに外からあっさり交わされ、最後は
レッドジェノヴァと
アルバートにも先着を許した。
6着
ウインテンダネスは
目黒記念(1着)のあと、4か月半の休養明け。先手を取ると、向正面では6馬身ほど後続を引き離しての逃げ。直線入口でも2馬身差があったものの、
サトノダイヤモンドに捕まると残り200mで力尽きた。
【
ジャパンカップ出走馬】
1着
サトノダイヤモンド4着
シュヴァルグラン6着
ウインテンダネス