逃げ馬の馬券絡みは過去4年で1回。昨年の
コパノリッキーが9番人気で3着しているが、14年
クリノスターオー、15年
コパノリッキー、16年
モンドクラッセはいずれも馬群に沈んでいる。
4コーナー7番手以内が馬券圏内12頭中8頭を占めており、ここが一つの分岐点と言えそう。ダートのトップホースの争いだけに、ある程度の位置取りは確保しておきたい。
4コーナー11番手以降で馬券に絡んだ4頭は、15年
ノンコノユメ(15番手・2着)、
サウンドトゥルー(16番手・3着)、16年
サウンドトゥルー(13番手・1着)、17年
ゴールドドリーム(11番手・1着)。中京に移行した直後の14年こそ4コーナー4番手以内の3頭で決着したが、近3年は、最低でも1頭は4コーナー11番手以下から馬券圏内に食い込んでいる。当然ながら、前出の4頭はすべて上がり2位以内を記録しており、末脚の裏付けは必要だ。
派手な追い込み決着となった15年は、1番人気
コパノリッキーの逃げを、2番人気
ホッコータルマエが早めに追いかける形で、1000m通過60秒2の速い流れになった。先行決着となった14年は1000m通過62秒3。昨年は1000m61秒6の緩い流れで、前に行った3頭が2〜4着に粘るレースを
ゴールドドリームが差し切っており、結果的にはこの馬の末脚が一枚上だったという印象。
基本的には、1000m通過が60秒台で流れれば、差し馬の台頭が見込めると考えて良さそうだ。