5日(水)に
大井競馬場で行われる
勝島王冠。今年からSIIに格上げされ、上は10歳、下は3歳と南関東の古豪と新鋭が混ざり合う楽しみな一戦だ。主な出走馬は以下の通り。
■12/5(水)
勝島王冠(3歳以上・SII・大井ダ1800m)
クリスタルシルバー(牡3、大井・
村上頼章厩舎)は初の古馬混合戦だった前走の
マイルグランプリを優勝。内有利馬場の恩恵があったとは言え、非常に強い競馬を見せ世代を超えて通用する能力を示した。距離を延長し外回りとなるここでも能力全開となるか注目される。
ヒガシウィルウィン(牡4、船橋・
佐藤賢二厩舎)は前走の
マイルグランプリで
クリスタルシルバーの2着。ただ、4角で外を回したロスと最後の直線で見せた末脚を考えると、ここでの逆転は十分考えられる。元々
帝王賞・5着、日本テレビ杯でも5着と
JRAの一線級とも互角に戦ってきた実力をここで発揮できるか。
リッカルド(セ7、船橋・
佐藤裕太厩舎)の前走・
マイルグランプリの結果は度外視で良いだろう。イン有利の馬場で外々を捲って4着なら悲観する内容ではなかった。今回も斤量は最重量の58kgだが、元々ここなら実績上位。叩き2走目で変わり身を期待したい。
モジアナフレイバー(牡3、大井・
福永敏厩舎)は前走休み明けながら
スターバーストCを完勝。これまで7戦5勝と、まだ底を見せていない。初の古馬混合戦となるが、斤量53kgと恵まれたここならいきなり突き抜けてもおかしくないだろう。
他にも、昨年の覇者
ディアドムス(牡6、大井・
森下淳平厩舎)や、前走の富士見オープンを勝ってここに挑む
キングニミッツ(牡5、船橋・
矢野義幸厩舎)、
スターバーストC・2着の
リコーワルサー(牡3、大井・
荒山勝徳厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は20時10分。
■調教追い切り動画
■陣営インタビュー