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【阪神JF】2歳牝馬にはタフなコース 好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2018年12月04日(火) 06時00分
 舞台は桜花賞と同じ阪神の1600m。牝馬の重要レースは何回もこの条件で繰り返されるが、時期の違いによって微妙に色合いが異なってくる。阪神JFの特徴は端的に「この時期の2歳牝馬にとって阪神マイルはタフな条件である」と言えるだろう。

1.厳しい条件の経験が活きる

 一昨年1着のソウルスターリングはそれまで芝1800mで2戦2勝。2015年の勝ち馬メジャーエンブレムはそれまでの3戦、すべて直線に坂がある東京・中山を使われていた。阪神JFを勝ち切るためには、よりタフな条件での好走歴があることが望ましい。

2.ファンタジーS勝ち馬は不振

 過去10年でファンタジーSを勝った馬の当レースでの成績は[0.1.0.6]。ファンタジーS組では2、3着だった馬の方が[1-1-2-8]と好成績を収めている。一方、2012年に創設されたアルテミスSの勝ち馬は[1-1-1-3]。昨年はラッキーライラックが勝利して、一昨年はリスグラシューが2着と、近年本番との関連性が高くなっている。

3.距離延長ステップは難しい

 過去10年間で、前走で1400m以下の距離を使われていた馬の成績は[2-4-5-86]で、勝率2.1%・連対率6.2%。距離短縮組は[2-0-0-10]で勝率・連対率16.7%、前走1600m組は[6-6-5-54]で勝率8.5%・連対率16.9%だから、距離延長で臨む馬にとってハードルが高いレースになっている。


 シェーングランツは一昨年の勝ち馬ソウルスターリングの半妹。姉と違っておっとりした気性で、後方からのレースが続いているが、アルテミスSの勝ちタイムは1分33秒台のレースレコード。スピード勝負にも充分対応できる。スタートの遅さは課題だが、長く脚を使えるのが長所で、激戦になるGIでさらに持ち味が発揮されそうだ。

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