9日(日)に阪神競馬場で行われる
阪神ジュベナイルフィリーズに出走を予定している
グレイシア(牝2歳、美浦・
栗田徹厩舎)について
栗田徹調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
アルテミスステークスはきついペースで、道中もきつい展開となり、この馬の弱い部分が出てしまったと思っています。気持ちが入りやすい馬で、それがいい面でもあり悪い面でもあるのですが、悪い部分が出てしまったようです。
その後は牧場に出して、2週間前に戻ってきました。ハミ受けや我慢がきくような調整をしてきました。今朝は併せ馬で、田辺騎手が追い切りに乗りました。田辺騎手は落ち着きがあって動きも良く、息づかいも良かったと言ってくれました。ずいぶん我慢できていると思いましたし、その中で弾むようなフットワークで馬自身も理解してくれているように思いました。精神面では落ち着きがあり、力の出せる状態にあると思います。
阪神コースでのレースは厳しい展開になると思いますし、時計も速いようですが、レースについては枠順やメンバーが決まってから騎手と相談していきたいと思っています。関西までの輸送についてはデビュー戦で新潟まで行っていますし、克服できると思います。」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI