中京競馬場を舞台とする中距離ハンデキャップ競走。かつては春シーズンに開催されていた父内国産馬限定の別定戦だったが、00年から12月開催になり、06年からはハンデ戦に。その後、混合競走となり、12年からは春開催へと移設され、昨年から再び暮れの中京開催へと戻ってきた。そのため、傾向が掴みづらい1戦だ。
やや見込まれた感のあるハンデだが、56キロの3歳馬◎
ギベオンに期待したい。新馬、特別を連勝した素質馬で、春シーズンは
毎日杯2着、
NHKマイルC2着と世代トップクラスの能力を示していた。秋初戦の
セントライト記念は案外だったが、短期放牧をはさんで立て直しを図った。春シーズンに見せてくれたこの馬の能力を信じたい。
2連勝中の○
ドレッドノータスも侮れない。こちらは新馬、
京都2歳ステークスを連勝した素質馬。結果を出せない時期もあったが、去勢手術を経て成績が安定。晩成型の
ハービンジャー産駒らしく5歳秋を迎えて充実期に入ってきた印象だ。
持久力戦に持ち込みたい△
マイスタイルの存在を味方にしたいのが▲
エンジニア。
新潟記念4着、
アルゼンチン共和国杯5着と堅実な成績を続けており、ここにきて力をつけている印象だ。据え置きとなった54キロのハンデをいかしたい。
3歳馬で
京都2歳ステークス優勝馬△
グレイル、連覇を狙う△
メートルダール、
愛知杯2着△
レイホーロマンスと、ハンデ戦だけに手を広げたい。