「
香港マイル・香港G1」(9日、シャティン)
香港最強馬を打ち倒すか。7日、共同会見が行われ、
香港マイルに
ペルシアンナイトを送り出す池江師が各国
メディアに向けて意気込みを語った。前年覇者
ビューティージェネレーションが最有力と目されるが、「付け入る隙はある」と自信。当日の雨も味方に、17年マイルCS覇者がその実力を存分に発揮する。
前夜から考えていたという“つかみ”は完璧だった。「
ニーハオ、カムサハムニダ、セボーン!」。中韓仏語のあいさつで会見場を一気に暖めた池江師。
ペルシアンナイトについて問われると、「
ビューティージェネレーションにも付け入る隙がある」と自信たっぷりに言い放った。
根拠は馬場だ。シャティンの芝コースをチェックし、「
ビューティージェネレーションは素晴らしい馬。ただ、この硬い馬場で、前走レコード駆けした反動があるんじゃないかと」と弁慶の泣き所を指摘した。
無論、馬自身も態勢万全と言っていい。「トータル的に前走から上昇しています」。後入れの14番ゲートも歓迎。隣の馬にはゲート
ボーイがつくため、7日朝は馬が驚かないようにとゲート練習を入念に行った。
「雨が降ってほしいね。てるてる坊主を作って逆さまにつるしたい。ドゥーユーノー、
テルテルボウズ?」。海外
メディアには“てるてる坊主”が全く伝わらず、会見序盤とは打って変わって静けさが…。これはまずいとジェスチャーで雨乞いを説明しようとするも不発に終わったが、ペルシアンが不発に終わるよりはいい。レース当日は雨予報。天も味方に香港最強馬を倒す。
提供:デイリースポーツ