16日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)。過去3年の結果をダイジェストで振り返る。
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リオンディーズがV! 大記録のかかった
武豊騎手の
エアスピネルは2着
各馬ほぼ揃ったスタート。5番
ウインオスカーが押して先手を取り、1馬身半差で2番
ショウナンライズと3番
アドマイヤモラール、その外に12番
シュウジが続く。2馬身開いて1番
サイモンゼーレと6番
ユウチェンジ、2馬身差で9番
ボールライトニング、さらに3馬身離れたところに14番
ハレルヤボーイと11番
エアスピネルが並ぶ。1馬身差で13番
シャドウアプローチ、半馬身差の内を7番
イモータルが掛かりながら追走、直後に8番
ツーエムレジェンドと16番
スリラーインマニラ、さらに10番
タイセイサミット、4番
コパノディールと続いて、最後方に15番
リオンディーズが構えるという展開となった。
600mの通過タイムは34.7秒。3〜4コーナーに入って縦長だった馬群は凝縮、
エアスピネルは外から徐々に進出して先団を射程圏に捉える。まだ最後方の
リオンディーズは大外に出して最後の直線へ。
直線に入り、ここまで逃げてきた
ウインオスカーと2番手の
ショウナンライズは既に苦しく、
シュウジが2頭の間を割ろうとするが、外の
エアスピネルが楽な手応えでこれらを交わした。そのまま
エアスピネルは抜け出し、ついに鞍上の
武豊騎手の
JRA・平地GI全制覇なるかに思われたが、大外から
リオンディーズが猛追してきた。完全に
エアスピネルと
リオンディーズに絞られた優勝争いは、勢いの勝る
リオンディーズがゴール前で突き抜けて決着。
グレード制導入後では初となるデビュー2戦目での本レース制覇で、
母シーザリオ、兄
エピファネイアに続くGIウイナーとなった。
エアスピネルは3/4馬身差の2着。さらに4馬身差の3着には、
シャドウアプローチが入った。
シュウジは5着だった。勝ちタイムは1分34秒4(良)。