2018年　朝日杯FS(GI・阪神芝1600m/天気：小雨/馬場：良/15頭立て)

　9番イッツクールがハナに立ち、好スタートを切った2番グランアレグリアが2番手につけた。2馬身開いて6番アドマイヤマーズ、1馬身差で1番クリノガウディー、その外に8番ディープダイバーが続く。

　1馬身半差で3番アスターペガサスと14番ファンタジスト、2馬身開いて10番ヒラソールが続き、その外に13番ニホンピロヘンソンが上がってきた。1馬身差で4番ドゴールと12番コパノマーティン、直後に11番ケイデンスコール、その内に5番マイネルサーパスがいる。

　1馬身差で15番エメラルファイト、さらに1馬身後ろの最後方が7番ソルトイブキとなった。600mの通過タイムは35.3秒。3コーナーに入り、アドマイヤマーズがグランアレグリアとの差を詰めていく。これにクリノガウディーとディープダイバーも続いて最後の直線を迎える。

　直線に入り、アドマイヤマーズがグランアレグリアに並びかける。そのまま2頭が競り合う形で前に出た。一杯になったイッツクールは後退し、替わってクリノガウディーが3番手に。ディープダイバーも懸命に踏ん張っている。その外からファンタジストが上がってきたが、突き抜けるまでは苦しいか。

　残り200mを切って、アドマイヤマーズが完全に抜け出す。グランアレグリアは坂で苦しくなったか、脚が鈍って外のクリノガウディーにも捕まった。最後は、アドマイヤマーズがクリノガウディーに2馬身差をつけてゴール。新馬戦、中京2歳S、デイリー杯2歳Sに続く無傷の4連勝でGIタイトルを獲得した。

　グランアレグリアはクリノガウディーから1/2馬身差遅れての3着。4着ファンタジスト、5着ディープダイバーという結果となった。勝ちタイムは1分33秒9(良)。