有馬記念(GI・中山芝2500m)に美浦から出走する
ミッキースワロー(牡4・美浦・
菊沢隆徳)と
サクラアンプルール(牡7・美浦・
金成貴史)が、19日(水)、それぞれウッドチップコースで最終追い切りを行った。追い切り後の各調教師のコメント。
■
ミッキースワローについて、菊沢調教師。
「今週は併せた相手との関係を考慮し、外を回って追い切りました。追ってからの体の使い方はすごく良くなったと思います。相手に並びかける時はしっかりと走れていて、そこから抜け出すとフワフワしていたとジョッキーは話していましたが、これはいつものことですからね。
予定通りの内容でやれたと思います。馬体重的には480キロくらいですが、見た目はもっとあるように見せるタイプです。無駄肉があまり付く馬ではないので、それも良いのかなと思います。まだ頼りないところもあるので来年の秋頃はもっと良くなると思いますが、以前よりも行儀が良くなりましたし、状態には自信を持って臨めます。
前走の
ジャパンC(GI・5着)からさほど時間はたっていませんが、素材が良いとちょっとしたきっかけで馬が良化しますね」
■
サクラアンプルールについて、金成調教師。
「前走(天皇賞秋・GI・6着)後は、在厩で調整をしてきました。先週もしっかりと追い切っていますし、今週も予定通りの追い切りができました。昨年は不利がなければ、もう少し上位に来られたと思います。今年はその去年と同じくらいの状態で出走ができそうなので、今年も楽しみは持っています」
(取材・文:佐々木祥恵)