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【2018GIプレイバック・JBCレディスクラシック】横山典弘騎手のアンジュデジールが接戦を制し女王に

  • 2019年01月02日(水) 12時15分
 8回目を迎えたJBCレディスクラシックは、JRA12頭、地方所属4頭の16頭によって争われた。

 1番人気はラビットラン。ダートに矛先を向けて2戦目となるブリーダーズゴールドCを4馬身差で快勝して、この大一番に駒を進めてきた。

 2番人気クイーンマンボは、前走のレディスプレリュードで1番人気を裏切る7着だったが、年初の平安Sで2着になるなど牝馬トップクラスの能力の持ち主だ。3番人気にフォンターナリーリ、以下プリンシアコメータファッショニスタと続く。

 押して押してサルサディオーネがハナを窺うも、それを制してアイアンテーラーがハナを切る。ラビットランアンジュデジールが好位を追走し、その後ろにクイーンマンボフォンターナリーリ

 4コーナー手前からラビットランアンジュデジールが先頭に並びかけ、直線は2頭のマッチレース。残り200m地点で一旦はラビットランが前に出るが、そこからアンジュデジールも驚異の差し返しを見せる。激しい叩き合いの末、アンジュデジールがアタマ差で勝利を収めた。勝ち時計は1.50.4(良)。3着は後方から追い込んだファッショニスタ

 アンジュデジールは前年の5着馬。前哨戦のレディスプレリュードでも4着とワンパンチを欠く内容が続いていたが、大外枠のスタートから1コーナーで好位の内へ潜り込む横山典騎手の“神騎乗”が炸裂した。昆調教師も「あれ以上はないですよ」と唸った、見事な手綱捌きであった。

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