「
中山金杯・G3」(5日、中山)
中山金杯に
ブラックバゴ、
京都金杯に
ストーミーシーを送り出す
斎藤誠調教師(47)=美浦=は年男として存在感をアピールしたいところだ。
雪辱を誓う2019年。最高の
リスタートを切りたい
ブラックバゴは2日、美浦Wで3頭併せを敢行した。
ロードプレミアム(6歳1000万下)、
京都金杯に出走する
ストーミーシーを追走する形でスタート。折り合い面に問題なく、直線は鞍上の指示にすぐさま反応して最内へ。直線半ばまで前との差はかなりあったが、軽く促されると強烈な伸びを披露。前者と併入、後者に0秒2先着を決めた。6F81秒9-38秒2-12秒6に、
斎藤誠調教師(47)=美浦=は「最後はやっぱり切れたね。最初は早熟と思った時期もあったけど、今の充実ぶりを考えれば、そんなことはなかった」と満足そう。昨年(4着)以上を十分狙える手応えだ。
71年生まれの指揮官は年男。24勝で終わった昨年を「駄目な一年。17年が良過ぎたのもあるけど、感覚としては開業以来で最悪じゃないかなと思っている」と厳しい顔つきで振り返った。19年の開幕週は東西
金杯に出走する2頭に加えて、「このクラスで止まっていては駄目な馬で、今年中には重賞を獲らせたい」と期待する
ウラヌスチャーム(
迎春S)など7頭が出走予定。「期待の大きい馬が多いので、何とか結果を出したい」と逆襲を胸に年始の一番へ挑む。
提供:デイリースポーツ