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ウインブライトなど、中山金杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年01月04日(金) 18時50分
 JRAの今年最初の重賞となる中山金杯(GIII・中山芝2000m)に美浦から出走する注目馬4頭について、追い切り後の各調教師のコメント。

ウインブライト(牡5・美浦・畠山吉宏)について、畠山調教師
「前走(マイルCS・GI・9着)後は放牧を挟んで金杯を目標に調整を進めてきました。とても雰囲気が良くて、良い頃の状態に戻ってきています。前走もまだ良化途上だったのでどうかと思っていたのですが、勝ち馬から0.4秒差と健闘してくれたと思います。実績から58キロのハンデは仕方ないですね。ただ他馬と思ったほどハンデ差がないのは良いですし、期待しています」

コズミックフォース(牡4・美浦・国枝栄)について、国枝調教師
「今回は放牧明けですが、追い切りの動きは悪くないですね。ハンデ(56キロ)は見込まれたような気もしますが、GIII戦なら古馬相手でも通用すると思います。積極的な競馬をしたダービー(GI)では3着でしたが、3000mの菊花賞(G1・15着)ではあのような正攻法の競馬では厳しかったように思います。現状では無理をせずに相手に合わせるような競馬の方が良さそうですね」

ブラックバゴ(牡7・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師
「前走(オールカマー・GII・6着)は折り合いを欠きチグハグな競馬になりましたが、今は稽古でも乗りやすくなっています。前走後は放牧に出しましたが帰厩後も順調ですし、ここを目標にじっくり乗り込んで調整を進めてきました。昨年の金杯では4着と惜しい競馬でしたし、中山の適性はあると思っていますので、その中山で改めての気持ちで臨みます」

ランガディア(牡5・美浦・木村哲也)について、木村調教師
「前走(ノベンバーS・1600万下・1着)は勝ちはしましたが、抜け出してから気を抜くところを見せていました。それを踏まえて今週は追い出しをギリギリまで我慢をさせる追い切りをしました。2歳時に新潟の新馬戦で良い勝ち方をしてくれてこちらも力が入っていたのですが、骨折をしてしまい、旬の時期を棒に振りました。ただメンタル面も良くなってきていますし、厩舎を引っ張っていってくれる存在になってほしいと思っています。右回りコースも含めて、今回が試金石の一戦になるでしょう」

(取材・文:佐々木祥恵)

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