2013年の
ジャパンダートダービー(JpnI・ダート2000m)、2016年のコリアC(韓国G1・ダート1800m)を制した
クリソライト(牡9、栗東・
音無秀孝厩舎)は、今月10日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することになった。韓国から種牡馬入りのオファーを受けており、今後は同地で種牡馬となる予定。
クリソライトは
父ゴールドアリュール、
母クリソプレーズ、
その父エルコンドルパサー。きょうだいにも
マリアライト、
リアファルといった活躍馬がいる血統。2010年7月にデビューし、新馬戦2着時の勝ち馬は後の障害GIで2勝を飾る
アップトゥデイトだった。
通算成績は39戦9勝(うち地方19戦5勝、海外2戦1勝)。獲得賞金は4億4609万4600円(うち地方2億8794万円、海外7774万600円)。国内外のGI・2勝に加え4度のGI級競走連対、
ダイオライト記念(JpnII・ダート2400m)を3連覇するなど、長きにわたってダート界を賑わせてきた。