スマートフォン版へ

【京成杯】3歳馬にとっては非常にタフな舞台設定/コース解説

  • 2019年01月14日(月) 09時40分
 14日に中山競馬場で行われる京成杯(3歳・GIII・芝2000m)の舞台となる中山芝2000m。このコースについて解説していく。

 ホームストレッチの右端からのスタート。すぐにゴール前直線から1〜2コーナー中間地点まで5.3mの坂を上る。初角までの距離は405mと長く、すぐに急坂を上る形になるため、前半のペースは落ち着きやすい。中山芝2000mは内回りを使用するため1〜2コーナーのカーブはきつめ。2コーナーから向正面にかけて大きく下り、下り切った後は3〜4コーナーまで比較的平坦が続く。ゴール前直線310mは四大場で最も短いが、高低差2.2mの上り坂が待ち受けている。スタート直後とゴール前、二度にわたって急坂を上ることになり、特にまだ体力の付き切っていない3歳馬にとっては非常にタフな舞台設定といえる。

 その過酷さは、レースの上がり3ハロン平均35秒95という数字にも現れている。過去10年で勝ち時計が2分を切ったことはなく、2分2秒台の決着が多い。スピード一辺倒で押し切るのは難しく、差し馬、外枠の台頭も目立つ。

 昨年は前半1000m59秒7という速いペースの中、2番手からジェネラーレウーノが押し切り。勝ち時計も2.01.2と優秀で、同馬がその後に皐月賞3着、セントライト記念1着と活躍したのも頷ける。

 前年末の5回中山開催は9日間を通じてAコースで施行されたが、この1回中山開催はCコースで行われる。内側の荒れた芝が6メートル分カバーされる形になる。ただ、Cコース替わり5日目、しかも3日間開催の最終日だけに、天候次第では内目の馬場が荒れてきてもおかしくはない。時計の出方、好走馬の脚質傾向はしっかりチェックしておきたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す