14日、京都競馬場で行われた淀短距離S(4歳上・リステッド・芝1200m)は、中団でレースを進めた岩田康誠騎手騎乗の5番人気ナインテイルズ(牡8、栗東・中村均厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は抜け出した2番人気アンヴァル(牝4、栗東・藤岡健一厩舎)をゴール前で捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分9秒1(良)。

　さらに1/2馬身差の3着に9番人気ティーハーフ(牡9、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。なお、3番人気ビップライブリー(牡6、栗東・清水久詞厩舎)は5着、1番人気ダイメイフジ(牡5、栗東・森田直行厩舎)は7着に終わった。

　勝ったナインテイルズは、父ローエングリン、母マイネフォクシー、その父メジロライアンという血統。これで通算成績は55戦6勝となった。