27日に京都競馬場で行われる
シルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)について種牡馬別に検証していく。
最多となる4回の馬券絡みは
アドマイヤムーン、3回で
マンハッタンカフェ、
サクラバクシンオーが続く。
アドマイヤムーン産駒は1-2-1-3で複勝率57.1%、複勝回収率384%。昨年の
シルクロードSでは
ファインニードル、
セイウンコウセイ、
フミノムーンでワン
ツースリーを達成している。それも4番人気、5番人気、15番人気でのもので、3連複54280円の大波乱を演出した。このレースへの適性の高さは疑いようのないところだろう。今年は
セイウンコウセイ、
フミノムーンの2頭が出走する。
サクラバクシンオー産駒は0-3-0-23で複勝率11.5%、複勝回収率36%。3回馬券に絡んでいるとはいえ、過去には09年
スプリングソング、16年
ビッグアーサーが1番人気を裏切っており、相性が良いとは言い難い。
今年、
サクラバクシンオー産駒の出走はないが、孫にあたる
ラブカンプーが出走、上位人気が見込まれている。
ショウナンカンプ産駒は過去3回出走して、10年
ショウナンカザンが4番人気で2着。
今年は
ダノンスマッシュ、
アンヴァルと2頭の
ロードカナロア産駒が人気を集めそう。
ロードカナロア自身は12年にこのレースを制している。
ロードカナロア産駒の京都芝1200m成績は、先週終了時点で5-4-2-21。複勝回収率は75%なので馬券妙味はないが、複勝率は34.4%と高い。舞台適性は高く、馬券的には重視した方が良いだろう。
ディープインパクト産駒は0-0-0-6。そのうち4頭は5番人気以内に支持されており、昨年は2番人気の
アレスバローズが2番人気で11着と大きく人気を裏切っている。昨年に引き続き
アレスバローズが登録しているが、馬場なり展開なりの後押しが欲しいところだ。