かつては父内国産馬限定競走として親しまれ、2004年からは牝馬限定競走へと生まれ変わったハンディキャップレース。牝馬限定競走になったときは6月に行われていたが、その後は12月に移設。2016年からは1月に行われるようになった。
メンバーを見渡すと重賞の常連組VS準オープン競走を勝って駒を進めてきた組VS1000万円以下条件戦を勝って挑戦してくる組が一同に介し、いかにもハンデ戦らしい難解な1戦となった。
エリザベス女王杯5着◎
ノームコアは、当時よりも1キロ増の斤量55キロが課せられた。当時4着だった○
レッドジェノヴァが1キロ減で同斤量というのは一見すると不利だが、直線でやや窮屈になったとは言えインコースでロスなく競馬ができた後者にくらべて
ノームコアは2番人気を背負ったうえに最後の直線で寄られる不利もあった。今度は逆転に期待したい。
その
レッドジェノヴァが2番手。昨年春からの充実は著しく約半年足らずの間に3勝をあげてGIで入着するまでになった。欲をいえばもう少し距離が欲しいタイプだが、2番手以下には落とせない。
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コルコバードは
エリザベス女王杯8着だが、当時、4着
レッドジェノヴァとは同斤56キロでコンマ2秒差だった。馬格のない馬なので2キロ減の54キロなら一角崩しがあっても不思議ではない。1年前は500万円以下条件平場戦を勝ったのみだったが、その2連勝でオープン入り。丹頂Sは2着だったとはいえ、そのときに勝った
リッジマンはのちに
ステイヤーズSに勝った実力馬だ。
紫苑Sで
ノームコアからコンマ6秒差3着△
ランドネは、今回は自分の競馬ができそうなメンバー構成で53キロなら侮れない。2連勝中の△
ウラヌスチャームも押さえておきたい1頭だ。