高松宮記念の重要な
ステップレースとなる
シルクロードS。過去
ストレイトガールや
ロードカナロア、
ファインニードルらがこのレースからのちのGI勝ち馬へと上り詰めており、注目の1戦だ。
ハンデ戦ながらも1〜3番人気馬は8勝2着3回と堅実傾向だが、条件戦を勝ちあがったばかりの馬も調子の良さを生かして上位に食い込んでおり馬券的には妙味のあるレースだ。
◎
ダノンスマッシュは、朝日杯フューチュリティS5着、
NHKマイルC7着が示すようにマイル戦でも世代上位の馬だが、ス
プリント戦では3戦して2勝2着1回。前走の
京阪杯で重賞初勝利を決めた。勝って1.5キロ増の56.5キロなら泣き言は言っていられない。父同様に、このレースから名ス
プリンターの道を歩んで欲しい。
逆転候補筆頭は4歳牝馬の○
ラブカンプー。
スプリンターズS2着、
セントウルS2着ならば、今回のメンバーでは格上だ。1200m戦は8戦すべてが3着以内という堅実派。54キロのハンデはむしろ恵まれたと判断できるものだ。
3番手には同じく4歳牝馬の▲
アンヴァルを指名する。オ
パールSに勝ち、
淀短距離Sはアタマ差2着。そこから1キロ減の53キロなら斤量差をいかして上位を脅かすことも可能と判断する。この馬が勝利すれば、
ダノンスマッシュ同様に父子制覇となる。
ハンデらしく食指が動く馬も多くいる。新潟の直線コースを得意としていた△
ダイメイプリンセスも
スプリンターズS4着。57キロで
淀短距離Sに勝った△
ナインテイルズは56キロのハンデなら食い込むことも可能ではないか。
スプリンターズS3着△
ラインスピリットや△
フミノムーンも侮れない。