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【きさらぎ賞】毎年少頭数のレース、ディープインパクト産駒強し/JRAレース展望

  • 2019年01月29日(火) 06時00分
 このレースの前日にはエルフィンS、翌週には共同通信杯クイーンCと、この2週に3歳の重賞・オープンが集中している。そのせいもあって、めったなことでは多頭数にならないのが一つの特徴で、最近6年間は8〜10頭立てで行われている。頭数が落ち着くことが、レースの結果にも少なからず影響を及ぼしている。

1.いい位置で折り合って競馬ができるか

 少頭数ゆえのスローペースが通例化している。必然的にレース上がりが速くなるため、後方に構えた馬には脚を余す危険性がある。最近6年間の勝ち馬はいずれも4コーナー5番手以内で競馬をしており、良い位置で折り合って機敏に動ける操縦性の高さがアドバンテージになる。

2.ディープインパクト産駒御用達

 少頭数でペースが緩むことで上がりが速くなり、ゴール前ではキレ味の精度を競うようなレース展開になる。ディープインパクト産駒にとって走りやすい条件だ。このレースに出走したディープインパクト産駒は[4-5-2-9]。半数以上が馬券圏内に入っていて、2012年と2016年は1-3着を独占している。

3.前走凡走馬の巻き返しは難しい

 過去10年で前走1着馬が5勝して、前走2着馬、前走3着馬が2勝ずつ。2着も前走で2着以内に入っていた馬が9頭を占める。


 メイショウテンゲンは母にメイショウベルーガを持つ良血馬。4戦目での勝ち上がりになったのは、レースに集中しきれない幼さが残っているためだ。ワンターンの芝1800mは走り慣れた条件で、レース展開によっては前にも行ける自在性を兼備している。まだ良化の余地を残しており、素質の高さでは重賞でも見劣りしない。

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