現地時間6日、米・モンマス競馬場で行われたハスケル招待H(3歳、米G1・ダート9f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の1番人気ブルー
グラスキャット Bluegrass Cat(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が道中好位追走から直線で先頭に立つと、逃げた3番人気
プレイングフォーキャッシュ Praying For Cashに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分48秒85(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気ストロング
コンテンダー Strong Contenderが入った。
勝ったブルー
グラスキャットは、
父Storm Cat、母She's A Winner(その父A.P.Indy)という血統の米国産馬。05年6月のデビュー戦こそ8着に敗れたが、2戦目で初勝利を挙げると、ナシュアS(米G3)、
レムスンS(米G2)と重賞を連勝。今年に入り、
タンパベイダービー(米G3)2着を経て挑んだブルー
グラスS(米G1)では4着、
ケンタッキーダービー(米G1)では14番人気ながら
バルバロ Barbaroの2着に入った。続く前走の
ベルモントS(米G1)では3番人気に推されたものの、ジャジル
Jazilの2着に敗れており、今回がG1初制覇となった。通算成績10戦5勝(重賞3勝)。